ちよろず

藤田五郎の手跡

お疲れ様です。
新選組の斎藤一(藤田五郎)の手跡と思われる画像です。
明治二十六年に警視局へ恩給請求をした時のもの。
左へのはらいが短く
縦長の字を書く人だったようです。
実直で生真面目な様子が、字体から滲み出ていて。
斎藤さんのイメージと重なります。



在官履歴書では生年月日を弘化元年一月一日と記入しています。
弘化元年は天保十五年十一月に改元されたため。生まれた時は天保十五年一月一日(新暦1844年2月18日)です。

私の小説では、弘化元年の表記にしてあります。



明治十年二月に警部補に任命され
五月に九州地方出張申付けとあるのは西南の役に出征したこと、そして十月に帰京と記録されています。

その後、二等警部補、警部試補から警部補となり。その間に警部官改正が二回行われた事も判ります。
明治十二年には西南戦争の功労により報奨金を賞勲局より賜っています。


この頃の藤田五郎の生活を想像するのは楽しいです。

署名欄には

右之通相違無之候也
(みぎのとおりそういなしそうろうなり)
藤田五郎 印

印鑑も拡大したら、もっとはっきり読めそう。
楷書以外の字も見てみたい。

(写真:明治二十六年 官吏進退恩給二 国立公文書館つくば分館臓)

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